兵庫県神戸市の社会保険労務士事務所【もとまち社労士事務所】社会保険労務士の小林です。
厚生労働省が有休に関する調査を実施し、去年１年間の有休付与日数の平均は一人当たり17.9日で、取得日数は10.1日でした。平均取得率は56.6%で、調査開始以降過去最高とのことです。
2019年から始まった、年５日の有給取得義務の影響が大きいようです。

ただ、政府は2020年までに取得率70%を目標としていたようで、まだまだ高いとは言えないようです。
それでも、数年前までは50%を下回っていたので、上昇していることは間違いありません。

求人を見ると、有給取得率を記載しているケースはまれですが、年間休日日数は記載してある場合が多いかと思います。年間休日日数は125日以上の場合もあれば、105日程度の場合もあります。
企業側としては、いつ休むのは分からない有休より、予め定めた休日に揃って休んでもらった方が管理はしやすくなりますが、労働省側としては、自由に取得出来る社風であれば、融通の利く有休の方が良いのかもしれません。

現在は、労働者名簿、出勤簿、賃金台帳に加え、有休管理簿も含めて法定４帳簿と呼ばれます。働き方改革により、有休に関する世の中の認識も変わってきています。また新型コロナの影響もあり、休業や有休に関する労働者の知識も上がっています。
神戸市で社会保険労務士業務を承っております「もとまち社労士事務所」では、休日や有休に関する相談にも様々な対応策を提案させて頂きます。
これから有休管理を始められる方も、現在の有休や休日制度の見直しを検討されている方も、お気軽にご相談ください。

【もとまち社労士事務所】
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代表　社会保険労務士：小林亮介
神戸市垂水区出身、神戸市北区在住。労務相談、就業規則作成、助成金申請代行、給与計算、社会保険・労働保険に関する手続き業務、行政調査、是正勧告対応、社会保険労務士業務全般に対応しております。