２０２１年は、約９割の職場が忘年会を実施しないようです。昨年の２０２０年とほぼ横ばいで、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いて来ているとは言え、まだまだ警戒意識は高いようです。
そもそも、職場の飲み会が不要と考えている人も増えています。以前は飲み会は必要と考えていた人の方が多かったようですが、今は職場の飲み会は不要と考えている人の方が多くなっています。
年齢別で見ると、特に２０代の若い人の方が、出来れば飲み会には参加したくないと考えているようです。
職場の飲み会と一口に言っても、結局は誰と行くかによるという事だとも思いますが、コロナの影響もあり、新入社員の歓迎会も実施していない職場が多く、入社して１年以上経つのに、名前くらいしか知らないといった事もあるようです。
原則として、職務中に私語はしない、出来ない雰囲気の職場もあるかと思いますが、あまり厳格に私語は禁止にしてしまうと、コミュニケーションが不足し、従業員同士の連携がとりづらくなります。例えば有休の取得に関しても、従業員同士の連携が取れている職場であれば、特に管理者が指示しなくても、特定の日に人が不足しないように調整されますが、コミュニケーションのない職場では、ひとつひとつマニュアルを作り、管理者が管理する必要が出てきます。掃除やゴミ出しといった日常的に必要な作業も、声掛けが無ければ、ルールが必要になり、一度ルールを作成すると、守られなかった場合には、守っている従業員からの不満がでます。できることなら、可能な限りルールやマニュアルは少なく、従業員同士のコミュニケーションの中でうまく回るようにしたいところです。