Q&A
2022年5月27日(金曜日)
インターン生に給与の支給は必要?
インターンシップに参加する学生が増えているようです。学生は興味のある業界の現状や、自身の適性を把握することができ、企業は優秀な学生の採用と、採用後のミスマッチを防ぐことができるメリットがあります。
インターンシップは無給で行われることが多く、企業はインターン生のために時間と費用を使います。
有給の場合もあり、給与が発生する分、インターン生がより熱心に取り組んでくれることが期待できます。
注意点として、無給のインターンシップは、あくまでも「研修」や「教育」が目的であり、成果が求められる「労働」とは区別しなければなりません。
使用者の指揮命令の下、成果が求められるような業務に従事した場合には、労働の対償として、最低賃金以上の給与を支給しなければなりません。
この場合の給与は、学生がアルバイトなどで受け取る給与と同じ「給与所得」になり、所得税法上の扶養に入っている場合などは、合計額で被扶養者か否かを判断することになりますので注意が必要です。
兵庫県神戸市中央区で営業しております【もとまち社労士事務所】では、採用や給与に関するご相談にも対応しております。これから初めて従業員を採用される方も、現状の人事制度の改善をご希望の方も、お気軽にお問い合わせください。
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もとまち社労士事務所:社会保険労務士 小林亮介