コラム
2021年11月21日(日曜日)
労災の多い業界
建設業や運輸業は労働災害の発生率が高い業界です。
労働災害を未然に防ぐため、労働災害防止対策チェックリストを作成し、対策が不十分な点があれば改善が必要です。(保護帽や、滑りにくい靴の着用、荷役作業において、作業指揮者は適正に配置されているか、荷台の上での作業は安全に行われているか等)
運送業における発生率の高い労働災害として、荷台から降りる際に足を滑らせたことよる手や足の負傷、荷台で作業を行っている際に荷物に挟まれるケース、無理な体制で荷物を移動させようとした際の腰や膝の負傷などがあります。特に未経験者は災害の発生率が高くなっています。安全衛生教育の実施、災害事例の周知、耐滑性のある靴や安全帽の使用、作業手順の見直し、準備体操の実施など、発生している労働災害は同じようなケースが多いので、対策も基本的なことを徹底して実行することが重要かと思います。