コラム
2022年1月12日(水曜日)
後期高齢者医療制度
後期高齢者医療制度は、平成20年3月までは老人保健制度と呼ばれていました。兵庫県は兵庫県後期高齢者医療広域連合が運営し、75歳以上の高齢者等を対象としています。
75歳の誕生日を迎えると、「後期高齢者医療被保険者証」が交付されます。特に申請の必要はなく、自動的に送付されます。保険医療機関の窓口でこの保険証を提示すると、1割、又は3割の自己負担で治療を受けることができます。
一般や低所得者の場合は1割負担ですが、現役並み所得者の場合は3割負担になります。
(一部負担金の割合は、毎年8月1日に、住民税課税所得額に基づいて判定されます。)
※令和4年1月12日現在では、昭和22年1月12生まれの方は今日が75歳の誕生日になります。
経営者や法人の役員などの方の場合、70歳を超えても社会保険に加入して働いている方も多くおられます。配偶者が扶養に入っている場合、自分や配偶者が75歳になると、扶養制度からは外れることになりますので、ご注意ください。