１１月２２日、兵庫県の新型コロナウイルス感染者は０人でした。感染者が０人になるのは、昨年の７月３日以来５０７日ぶりとのことです。
今後クリスマスや忘年会のシーズンですが、再拡大することのないよう願います。
新型コロナウイルスの影響により倒産した企業は２４００件を超えるようです。業種別で見るとやはり飲食業が約４００件でも最も多くなっています。
休業期間中に従業員が退職してしまい、年末にかけて人手不足になっている飲食業も多いようです。人材の定着は業種を問わず重要な課題ですが、助成金を活用することで、従業員のモチベーションアップになることもあります。
例えば、キャリアアップ助成金という助成金があります。
この助成金は、パートタイマーやアルバイト、契約社員などの非正規雇用の従業員を、正社員として採用した場合などに受給できる助成金です。仮に有期契約の従業員を正社員に転換した場合、中小企業であっれば５７万円を受給できる可能性があります。自社のノウハウを身に付けた従業員が正社員として期間の定めなく働いてくれれば、会社としても、新しく人材を採用するよりありがたい話です。従業員としても、正社員として登用されることで、モチベーションアップになるケースは多くあります。

従業員の定着率を上げる効果のある助成金として、両立支援助成金もお勧めです。
例えば、男性従業員が連続５日以上の育児休業を取得した場合などに受給することができます。
助成金を上手く活用することで、企業は消費税非課税のキャッシュを得ることができ、従業員はキャリアアップの機会を得たり、堂々と休業を取得することができるきっかけにもなります。
これから事業を始められる方も、助成金に関しても興味をお持ちの事業主様も、お気軽にお問い合わせください。

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社会保険労務士　小林亮介
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