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2021年10月4日(月曜日)
緊急事態宣言解除
神戸市の社労士事務所、もとまち社労士事務所です。緊急事態宣言が解除されました。10月1日の神戸・三宮では、前の週と比べて人手が3割以上増加していたようです。まだ時間の制限はありますが、酒類の提供も開始され、ようやく休業から開けた飲食業の方も多かったと思います。県が認証した店舗に関しては午後8時半まで酒類の提供が認められるとのことですが、深夜営業がメインとなるBarなどは、まだ本格的に営業を再開するのは難しい状況です。飲食店などへの時短営業の要請は10月21日までとのことですので、それまでにまた感染者が増加して、時短営業の要請が延長されたり、再び緊急事態宣言が発令されないことを願います。休業中に雇用調整助成金の申請をされていた事業主様も多いかと思いますが、雇用調整助成金は11月30日までとな...続きを読む
その他
2021年10月1日(金曜日)
開業1ヶ月が経ちました
神戸の社会保険労務士事務所、もとまち社労士事務所です。2021年9月に開業し、1ヶ月が経ちました。8月は準備に追われ、備品の準備や電話、インターネットの契約などであっという間に時間が過ぎました。新しく契約したスマホの調子が悪く着信ができない時があり、非常に悩まされましたが、先日ショップでsimカードを交換してもらってからは症状が出なくなったので安心しました。他にも、大量に注文した封筒が、書類を入れてみると透けてしまって、仕事で使えるものでなかったり、思い通りにいかないことや失敗したこともありますが、現在は業務に集中できる環境になりました。もとまち社労士事務所では、兵庫県内で業務を行っております。もちろん大阪や他県のお客様に対応できない訳ではありませんが、大阪には大阪の社会保険労務士が大勢開...続きを読む
お知らせ
2021年9月30日(木曜日)
どういうときに助成金を受けられるか?
助成金には多くの種類があり、補助金や給付金といった、助成金に似たようなものもあります。また実施している組織や団体も様々で、厚生労働省・経済産業省・商工会議所・各市町村が実施しているものなど、全てを把握することは難しいかと思います。もとまち社労士事務所では、主に厚生労働省の実施している助成金の申請をしております。助成金というものを聞いたことはあるが、まだ実際に申請したことはないという事業主様も多いかと思います。考え方としては、従業員のためになるようなことを何か実施すれば、何かしらの助成金の要件に掛かってくると考えれば良いかもしれません。賃金を上げる、人事評価制度を整える、就職が困難な人材を採用する、非正規労働者を正社員に登用する、勤務時間の短い人にも健康診断を受けさせる、機器や備品を購入する...続きを読む
Q&A
2021年9月29日(水曜日)
健康保険証の発行にはどれくらいかかる?
社会保険に加入した場合、保険証が発行されますが、発行までにはどれくらいかかるのでしょうか?持病のある場合や、小さなお子様のいる場合等、頻繁に病院にいく必要がある場合には、いつ保険証がもらえるのか、気になる従業員の方は多いと思います。健康保険組合に加入する場合には、それぞれの組合に確認して頂くことになりますが、協会けんぽ(全国健康保険協会)で取得手続きをする場合、おおむね1週間から2週間程度で発行されています。新入社員の増える4月頃には、やや発行に時間がかかるようです。会社に早急に手続きをしてほしい場合には、マイナンバー等の必要な情報を、早めに会社に伝えておき、急ぎの旨を伝えておいた方が良いかと思います。一般的にあまり知られていませんが、「健康保険被保険者資格証明書交付申請書」というものがあ...続きを読む
Q&A
2021年9月29日(水曜日)
通勤途中の事故は労災になる?
通勤災害とは、労働者が通勤によりケガをした場合等に、労災保険法上の通勤災害となります。業務上の労災と近いものではありますが、申請書の様式や、要件に違いもあります。よく問題になるのが、「合理的な経路及び方法」による通勤であるか否かという点です。住居と就業の場所を、最短距離で寄り道せずに移動していた場合や、会社に届け出ていた経路であれば特に問題になることはありませんが、プライベートな都合で、寄り道していた場合や、会社に届け出ていた経路と異なる経路、方法で通勤している途中に起こった事故であればどうなるのでしょうか?まず、会社に届け出ている経路は、一般的に「通勤手当」を合理的に算出するためのものであって、労災保険法上の合理的な経路であるかどうかとは分けて考えます。また、通勤途中の寄り道に関しては、...続きを読む
コラム
2021年9月28日(火曜日)
フレックスタイム制度とは
コロナの影響により、テレワークや時差出勤が推奨され、フレックスタイム制の導入を検討された企業様も多いのではないでしょうか?労働基準法第32条の3に、フレックスタイム制度に関する定めがあります。概要は、始業と就業の時間を労働者の裁量に委ねて、労働者が仕事とプライベートの時間を調整することができる制度です。通勤の混雑をさけることができたり、子供の送り迎えをしたり、うまく利用すれば労働者にとっても使用者にとっても都合の良い制度です。課題としては、労務管理、特に勤怠管理が困難になり、使用者は管理が煩雑化するというデメリットもあります。また労働者にとっても、本来の目的から逸脱して、法定労働時間を超えて労働することになってしまうケースもあります。適正に運用するため、フレックスタイム制を導入するためには...続きを読む
コラム
2021年9月28日(火曜日)
育児・介護休業法とは
育児・介護休業法とは、正式には「育児休業、介護休業など育児または家庭介護を行う労働者の福祉に関する法律」といいます。現在すでに、4人に1人は65歳超の高齢者となっており、今後さらに高齢化はすすむと見込まれています。今後介護についてはより日常的な課題となり、個人の問題ではなく、企業としても対応の場面は増えていきます。育児休業と同様に、必要に応じて休業を取得できる制度の整備が進んでいます。介護休業は、配偶者、父母、子、同居で扶養している祖父母、兄弟姉妹、孫、配偶者の父母が、介護を必要とする状態にある場合に取得することができます。(2週間以上の常時介護を必要とする状態)もちろん男女を問わず取得することができます。休業の期間は通算93日で、3回を上限として取得することができます。休業を取得できる要...続きを読む
コラム
2021年9月27日(月曜日)
キャリアアップ助成金とは
数ある助成金の中でも有名なのが「キャリアアップ助成金」です。助成金を実施されたことがある事業主様なら、聞いたことのある方も多いかと思います。要は非正規の従業員を、正社員に転換することで受けられる助成金です。他にも有期契約の従業員を、無期に転換した場合や、派遣社員を自社の正社員として採用した場合など、いくつかのパターンがありますが、50万円以上の助成金を受給できることもあり、従業員にとってもメリットのある助成金ですので、パートタイマーやアルバイトの方を、今後正社員として登用する予定のある事業主様にはおすすめの助成金です。ただし、申請にあたってはいくつかの添付書類が必要になります。雇用契約書や就業規則、賃金台帳や勤怠データが必要になります、またその内容が、助成金申告書と矛盾なく成立していなけれ...続きを読む
Q&A
2021年9月27日(月曜日)
配置転換は自由に行ってよいのか?
日本の労働法では、解雇に関しては非常に厳しく規制されています。欧米では、会社は従業員の能力に対して賃金を支払っているという認識が強いようで、比較的容易に解雇されるケースが多いようです。対して日本では、能力というよりは、その人の人生の一部を購入したと言ってはいいすぎかもしれませんが、労働力を買い取ったのであって、能力が不足しているのであれば会社が教育を行い、必要な人材に育てるべきという意識が強いようです。また、試用期間に特に期間は定められていませんが、採用後2週間を超えると解雇予告手当を支払う義務が生じるため、実質的には2週間でその人の能力を見極めなければならないという考え方もできます。欧米では、ひとまず働いてみてもらって、能力が不足しているようであれば解雇するということが可能ですが、日本で...続きを読む
お知らせ
2021年9月24日(金曜日)
開業時にやること
個人事業主として始めるか、最初から法人として始めるかによって、必要な手続きは異なります。また、業種によっては許可の申請等が必要な場合もあり、行政機関以外への申し込みや準備など、本業をスタートするまでにやることは多く、手間が掛かります。また、自宅で開業するのか、賃貸で始めるのか、借入は必要なのか、電話、インターネット、クレジットカード、名刺、封筒、デスクやいす、棚などの備品も必要に応じて準備しなければなりません。社会保険労務士の分野では、法人成りの際には、代表者を資格取得者として、年金事務所に新規適用届と、資格取得届を提出します。扶養親族がいる場合には、扶養異動届も一緒に提出します。保険料を口座振替にする場合には振替用紙の提出も必要です。従業員を採用した場合には、労働基準監督署へ労災保険への...続きを読む