news
2022年2月21日(月曜日)
令和4年3月からの社会保険料公表されています
兵庫県神戸市中央区で開業しております「もとまち社労士事務所」の小林です。令和4年3月(4月納付分)からの、健康保険料・厚生年金保険料(都道府県別)が公表されています。兵庫県は、健康保険料率が10.13%、(介護保険第2号被保険者は11.77%)、厚生年金保険料は18.3%です。健康保険料と介護保険料が少し減額になります。社会保険料は、翌月の給与からの控除が一般的ですので、令和4年4月支給分から変更になる場合が多いかと思います。給与計算業務を行っている方は要注意です。 余談ですが、よく「社会保険料」という言葉が使われますが、社会保険労務士が言う「社会保険料」とは、健康保険料や介護保険料、厚生年金保険料を指すことが多いのですが、一般的には「雇用保険」や「国民健康保険」を含んだ意味で使われること...続きを読む
news
2022年2月14日(月曜日)
年金の繰下げ受給の上限が70歳→75歳になります。
兵庫県神戸市中央区で開業しております、「もとまち社労士事務所」です。労務相談、業規則作成・改訂、行政調査対応、人事制度構築、助成金申請、給与計算サポート等を承っております。2022年4月施行の年金制度改正法により、年金の繰下げ受給の上限が70歳から75歳に変更になります。受給を繰下げることにより、受けとる年金が1ヶ月ごとに0.7%増額する仕組みです。対象者は、2022年4月1日以降に70歳に到達する人です。(昭和27年4月2日以降生まれ)遺族年金や障害年金は対象外ですが、いわゆる「老齢年金」は、老齢基礎年金(国民年金)、老齢厚生年金(厚生年金)共に対象です。現状としては、繰下げ制度を利用している人は多くありませんが、平均寿命が伸びていることや、働き方が多様化していることから、今後利用する人...続きを読む
news
2022年2月7日(月曜日)
保育所の休園が急増
オミクロン型の感染拡大で、全面休園している保育所が過去最多となっているようです。そのため、仕事を休まざるを得ない方も増加しています。「小学校休業等対応助成金」や「雇用調整助成金」の対応期間は令和4年3月31日まで延長されています。臨時休校や臨時休園により、仕事を休業される方がいる場合、一定の要件を満たせば、これらの助成金の対象になる可能性があります。いずれの助成金も、休業した本人が受け取れるものではなく、休業した方に対して、「休業手当を支給する」「有休を取得させる(労働基準法上の有休とは別に与える)」などの対応をした事業主に対して支給される制度です。自身の勤め先が、これらの助成金を活用しているか不明な場合も多いかと思いますので、コロナの影響で休みを取得される場合は、その旨を事業主や人事労務...続きを読む
news
2022年1月17日(月曜日)
傷病手当金の支給期間が通算化されます
兵庫県神戸市中央区、元町駅から徒歩3分で営業しております、「もとまち社労士事務所」社会保険労務士の小林です。傷病手当金とは、病気やケガなどで働くことが出来ない場合に、被保険者とその家族の生活を保障するための制度です。休業した日が連続して3日間あった場合に、4日目から休業日に応じて支給されます。支給される金額は、休業前の賃金のおおよそ3分の2程度です。その支給される期間について、改正がありました。これまでは支給を開始した日(4日目)から最長で1年6ヶ月でしたが、令和4年1月1日より、支給を開始した日から通算して1年6ヶ月に改正されます。従前の制度では、支給期間と不支給期間が交互にあったような場合、不支給期間も含めて最長1年6ヶ月でしたが、改正後は支給期間のみを通算して最長1年6ヶ月になります...続きを読む
news
2022年1月8日(土曜日)
雇用調整助成金はいつまで使える?
就業規則の作成・改訂、社会保険、労働保険に関する手続き業務、行政調査対応、労務相談、各種助成金の申請代行などを行っております、神戸の社会保険労務士事務所、もとまち社労士事務所です。新型コロナウイルスの影響により、休業を余儀なくされた事務所において、休業手当を支給して従業員の雇用を維持した場合に申請することができる「雇用調整助成金」ですが、これまで何度も特例措置として、期限が延長されてきました。今現在は令和4年3月31日まで特例措置が出ています。ただ、状況の再確認のため、一度提出した事業主様も、もう一度売上を確認できる資料の提出が必要な場合があります。兵庫県も感染者数が増加してきており、また蔓延防止措置や、緊急事態宣言が発令される可能性もあります。期限も再度延長される可能性もありますので、最...続きを読む
news
2021年12月1日(水曜日)
忘年会は実施しないが9割
2021年は、約9割の職場が忘年会を実施しないようです。昨年の2020年とほぼ横ばいで、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いて来ているとは言え、まだまだ警戒意識は高いようです。そもそも、職場の飲み会が不要と考えている人も増えています。以前は飲み会は必要と考えていた人の方が多かったようですが、今は職場の飲み会は不要と考えている人の方が多くなっています。年齢別で見ると、特に20代の若い人の方が、出来れば飲み会には参加したくないと考えているようです。職場の飲み会と一口に言っても、結局は誰と行くかによるという事だとも思いますが、コロナの影響もあり、新入社員の歓迎会も実施していない職場が多く、入社して1年以上経つのに、名前くらいしか知らないといった事もあるようです。原則として、職務中に私語はしない...続きを読む
news
2021年11月26日(金曜日)
厚生労働省が雇用保険料の引き上げを検討
厚生労働省が雇用保険料の引き上げを検討しているようです。新型コロナウイルスの影響により、休業を余儀なくされた場合の、休業手当を補填する雇用調整助成金の支給額が増大していることが原因かと思われます。雇用保険料は、労使が分担して負担する仕組みになっています。折半負担ではなく、一般の事業であれば労働者負担が0.3%(3/1000)、事業主負担が0.6%(6/1000)、合計0.9%(9/1000)が現行の雇用保険料率です。例えば、賃金が100,000円であれば、100,000×0.3%=300円・・・労働者負担分100,000×0.6%=600円・・・事業主負担分合計900円が雇用保険料になります。労働者負担分は毎月の給与から控除され、事業主負担分は年に1回、「労働保険料の年度更新」という手続き...続きを読む
news
2021年11月23日(火曜日)
兵庫県のコロナ感染者0人
11月22日、兵庫県の新型コロナウイルス感染者は0人でした。感染者が0人になるのは、昨年の7月3日以来507日ぶりとのことです。今後クリスマスや忘年会のシーズンですが、再拡大することのないよう願います。新型コロナウイルスの影響により倒産した企業は2400件を超えるようです。業種別で見るとやはり飲食業が約400件でも最も多くなっています。休業期間中に従業員が退職してしまい、年末にかけて人手不足になっている飲食業も多いようです。人材の定着は業種を問わず重要な課題ですが、助成金を活用することで、従業員のモチベーションアップになることもあります。例えば、キャリアアップ助成金という助成金があります。この助成金は、パートタイマーやアルバイト、契約社員などの非正規雇用の従業員を、正社員として採用した場合...続きを読む
news
2021年11月22日(月曜日)
有給取得率56.6%
兵庫県神戸市の社会保険労務士事務所【もとまち社労士事務所】社会保険労務士の小林です。厚生労働省が有休に関する調査を実施し、去年1年間の有休付与日数の平均は一人当たり17.9日で、取得日数は10.1日でした。平均取得率は56.6%で、調査開始以降過去最高とのことです。2019年から始まった、年5日の有給取得義務の影響が大きいようです。ただ、政府は2020年までに取得率70%を目標としていたようで、まだまだ高いとは言えないようです。それでも、数年前までは50%を下回っていたので、上昇していることは間違いありません。求人を見ると、有給取得率を記載しているケースはまれですが、年間休日日数は記載してある場合が多いかと思います。年間休日日数は125日以上の場合もあれば、105日程度の場合もあります。企...続きを読む
news
2021年11月6日(土曜日)
被扶養者状況リスト
全国健康保険協会(協会けんぽ)から、「被扶養者状況リスト」が発送されています。 令和3年9月18日時点で被扶養者となっている方が対象で、10月19日~11月19日にかけて各事業所宛に発送されています。 提出期限は12月20日とのことですので、まだ時間はありますが、年末は忙しくなられる方も多いので、早めに提出してしまった方が良いかもしれません。 被扶養者の主な要件は、年間収入が130万円未満(60歳以上、または一定の障害を持つ場合は180万円未満)であって、かつ被保険者の年収の2分の1未満の場合です。 同一世帯に属していない場合でも、仕送り等の一定の要件を満たせば被扶養者になることができます。 年末が近づいてくると、従業員からの扶養に関する質問が増えてきます。質...続きを読む